ラサ商事は独立系専門技術商社です。
ラサ商事は、ラサ工業株式会社(東証1部)の営業部門が分離独立して設立(1939年)された会社ですが、現在では独立系商社として活躍しており、世界の様々な地域・メーカー等からお客様のニーズに最適な資源・商品をお届けしています。また当社グループの基本的ビジネススタンスは、“ニッチ市場における高いシェア、プレゼンスの獲得”にあり、特定市場でのリーダーを目指す上で、知識、ネットワーク、ノウハウ等に専門性を有しています。そしてこの専門性が、当社グループの競争優位を生み出しています。さらに、単に物を動かすのではなく、お客様ニーズに合わせ、機器類のカスタマイズ、プラントエンジニアリング、メンテナンスなどの総合的技術力を持っています。この技術力が、お客様との関係を深め、当社事業の付加価値を向上させています。最後になりますが、当社グループは商社として、多品種少量納品、オンタイムデリバリー、安定供給など、商社機能の一番ベーシックな分野でありますグローバルなディストリビューション機能もしっかりと構築しています。
主な事業分野
ラサ商事グループは6つの事業分野を持っています。
当社は設立当初、食糧や鉱物資源を取り扱う、いわゆる商社機能からスタートしています。
この内、食糧につきましては麦などの輸入をしていましたが、輸入自由化の流れでリスクに見合った利益がとれなくなったこともあり、独自性の高い分野への、経営資源集中の観点から、この分野から撤退しました。
一方、鉱物資源を取り扱う過程でオーストラリアとの関係が深くなり、同国のワーマン社で発明・開発された、ワーマン®ポンプという特殊ポンプに着目し、当時の日曹製鋼株式会社(現在の大平洋金属㈱)と共同で商品化しましたのが、産機・建機関連事業を営む足がかりとなっています。
さらにその後、当社は機械にとどまらず、その周辺機器類、ポンプ設備、ならびにプラント設備を手がけるための技術力を高め、下水汚泥、産業廃棄物、水砕スラグ製造設備や電力向け設備を扱う、環境設備関連事業へと、事業の拡大を遂げてきました。
このように、商社機能から機械メーカー機能、そしてプラントエンジニアリングへと、事業を拡大しており、それぞれの事業が現在も競争力のある3本柱として発展を遂げています。
そして2012年1月にイズミ株式会社を、2014年12月には旭テック株式会社を子会社化し、更に2015年2月にはラサ・リアルエステート株式会社を新設するなど、新たな事業も含め「ラサ商事グループ」として6事業を編成しています。
主な特徴
ラサ商事グループは3つの大きな強みを持っています。
インターネット社会が進展し、グローバル化が加速する現在の経済・産業構造の中では、企業として競争優位と次なる成長に向けた経営資源が重要なものとなります。当社グループでは、このような状況の中で、勝ち残っていく3つの強みを持っています。
1.「ニッチ市場」における“トップシェア”を構築
- 資源・金属素材関連では、国内シェア50%以上のジルコンサンドがあります。
- 産機・建機関連では、国内シェアNo.1を争うスラリーポンプのひとつ、ワーマン®ポンプがあります。
- 環境設備関連では、「水砕スラグ製造設備」を設計から建設、運転サポートまで一貫して提供できるのは、日本では当社のみで、世界的にも当社を含めて3,4社しか存在していません。
ニッチな分野ではあるものの、トップシェアを持つことは、当社が必要とされる分野を確立し(プライスリーダーとなり)、収益力を高める原動力となっております。
2.「商社の枠組み」を超えた機能・ノウハウ
- 旧来型の商社機能を超えた4つの機能を保持。
- これらの機能を活用し、提案営業によるソリューションをお客様に提供。
- 提供機能が幅広いことでお客様と長期取引が可能。
お客様の顕在・潜在ニーズに対応することで安定的成長基盤を構築しています。
3.財務の高い健全性を確保
どんなポンプを選ぶべきか。それはお客様の現場や用途によって異なってきます。ポンプ販売に多くの実績を誇るラサ商事にご相談ください。世界に数ある優良製品の中から最適なポンプの選び、ご提案いたします。もちろんポンプ販売に留まらず使用方法の説明・教育からアフターフォローも万全に実施。直販体制だからできる手厚いサポートがあります。ポンプの選定ならラサ商事までごまずは相談ください。きっと満足のいく答えを得ることができるはずです。