- 資源
- テストプラント
- ワーマン®ポンプ
次世代の有用資源の搬送において、その耐摩耗性能力が評価されています。
- 課題
マグマや地殻に含まれていた有用な元素が海底に噴出して冷却されることによって生成する海底熱水鉱床。
海底熱水鉱床には様々なメリットがあり、日本においても、鉱物資源などが発掘できる貴重な国内有用資源として今後の活用が期待され、現在、実用化に向けて数々の試験が行われています。
今後ポンプに求められる役割は、海底からのポンプアップや海上基地から陸上への送液など、多くの難問が山積しています。(この試験はその基礎的なデータを収集するために行われています。)
- 導入製品
スラリー状態にして送るため、スラリーポンプの代名詞的存在として実績のあるワーマンシリーズAポンプを導入。
ワーマン®ポンプ ワーマン®シリーズAポンプ
耐摩性スラリーポンプ
高揚程に対応し、耐摩性・耐食性が求められる過酷な現場で強さを発揮します。
- 用途
高濃度・高粘度のスラッジやスラリー固形物、化学薬品他あらゆるプロセス液に対応可能で、排煙脱硫装置の循環ポンプとしても多くの実績があります。
- 改善結果
同製品が持つ丈夫さが高く評価され、耐摩耗テスト用の循環ポンプとして運転を開始しています。
- 資源
- テストプラント
- ワーマン®ポンプ
火力発電所 揚運炭設備(石炭・石炭スラリー)

揚運炭設備では、船で運ばれてきた石炭への散水・設備の洗浄で発生した排水を処理施設へ送る場合にもポンプが活躍。丈夫で長持ちするワーマン®ポンプが数多くの現場に導入されています。
火力発電所(排煙脱硫装置)

化石燃料の燃焼時に発生する排気ガスに含まれる硫黄酸化物を除去するために稼働している排煙脱硫装置。そこでガス吸収液を循環させているのがワーマン®ポンプです。高い耐腐食性が評価されています。
火力発電所 灰処理設備(石炭灰)

石炭の燃焼時に発生する石炭灰は、再利用の取り組みが進んでいますが、移送に関しては摩耗性の高さが懸念されていました。その課題を解決したのが、耐摩耗性の高さで世界的に実績のあるワーマンシリーズAポンプです。
高炉(ダストスラリー・排泥スラリー)

高炉で発生する排泥を比較的距離のある処理施設に移送している現場は多くあります。粘性が高く、しかも遠くへ送るには、それにふさわしい機能を持つポンプが必要となります。
