- 発電所
- 灰処理設備
- ワーマン®ポンプ
粒子の粗い石炭灰の移送において、耐摩耗性に優れたワーマン®ポンプが活躍。
- 課題
石炭を燃焼させることで約10%の割合で発生する石炭灰。この移送にベルトコンベアを使用すると粉塵が周囲に飛び散る可能性があります。そこで水を加えて一旦スラリー状にし、ポンプで送る手段が講じられていますが、石炭灰は粒子が鋭角で砂やすりのように摩耗性が高く、ポンプの接液部品の早期摩耗が懸念されます。それを防ぐために、長時間の運転においても耐摩耗性の高いポンプが必要とされていました。
- 導入製品
世界で導入実績を持ち、優れた耐摩耗性を持つワーマンシリーズAポンプ
ワーマン®ポンプ ワーマン®シリーズAポンプ
耐摩性スラリーポンプ
高揚程に対応し、耐摩性・耐食性が求められる過酷な現場で強さを発揮します。
- 用途
高濃度・高粘度のスラッジやスラリー固形物、化学薬品他あらゆるプロセス液に対応可能で、排煙脱硫装置の循環ポンプとしても多くの実績があります。
- 改善結果
耐摩耗材(高クロム鋳鉄)を使用し、長時間の運転を可能にしています。
- 発電所
- 灰処理設備
- ワーマン®ポンプ
火力発電所 揚運炭設備(石炭・石炭スラリー)
揚運炭設備では、船で運ばれてきた石炭への散水・設備の洗浄で発生した排水を処理施設へ送る場合にもポンプが活躍。丈夫で長持ちするワーマン®ポンプが数多くの現場に導入されています。
火力発電所(排煙脱硫装置)
化石燃料の燃焼時に発生する排気ガスに含まれる硫黄酸化物を除去するために稼働している排煙脱硫装置。そこでガス吸収液を循環させているのがワーマン®ポンプです。高い耐腐食性が評価されています。
高炉(ダストスラリー・排泥スラリー)
高炉で発生する排泥を比較的距離のある処理施設に移送している現場は多くあります。粘性が高く、しかも遠くへ送るには、それにふさわしい機能を持つポンプが必要となります。