- 課題
東日本大震災では、津波によって多くの処理場・工場のポンプが水没し、使用不可能になってしまいました。
海に近いところに設備があるため、今後に備えたいと考えています。
- 解決策
津波に限らず、豪雨などの発生予測が難しい災害に備え、水中だけでなく大気中であっても 継続して運転ができるポンプの導入が急務です。
水中ポンプでありながら、大気中での連続運転が可能な機能が注目されているヒドロスタル水中ポンプがお勧めです。
このポンプは地震などの大災害によってライフラインが途絶えることのないよう、BCP(Business Continuity Plan)対策用として導入されています。
また、夾雑物(生活から生じたゴミ・瓦礫・魚等)の流入においても、通過粒径がポンプ口径の60%以上あるため、運転停止を起こしにくい無閉塞性が期待されています。
ワーマン®ポンプ関連製品
ヒドロスタルポンプ
耐水型汚泥ポンプ
下水道施設の耐水化に最適な汚泥ポンプ公益財団法人日本下水道新技術機構 発行
『水害時の沈殿機能確保に資する耐水型汚泥ポンプ設備に関する技術マニュアル』準拠
- 用途
下水道施設などの重要設備や、
各業種工場設備のBCP対策に
ヒドロスタルポンプ ヒドロスタル水中ポンプ
スクリュー式水中ポンプ
スクリューインペラーを搭載。気中連続運転が可能。
- 用途
マンホールポンプ・中継ポンプ・汚水ポンプ・汚泥ポンプ・雨水排水・工場排水・下水沈殿物・下水揚砂。
浸水災害対策
局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)や大型台風により、雨水の床下・床上浸水、地下街や地下施設への浸水、道路やアンダーパスの冠水などの水害が多く発生しています。浸水や冠水した時に迅速に排水できるポンプの準備が必要となっています。