- 課題
ポンプのメンテナンス・調整方法を教えてください。
- 解決策
スラリーポンプのメンテナンスに役立つ動画を一挙公開します!
ここでは、メンテナンスの際に役立つ動画をご紹介します。
設備の安定的で継続的な運転の為に、機器のメンテナンスは必要不可欠です。
定期的なメンテナンスが安定操業に直結することはもちろんですが、機能の回復による省エネも期待できます。
様々な型式のポンプがありますが、概ね下記のような部位に大別が可能です。
・接液部(ケーシング部):揚液に接している部位。
・軸封部(シール部):主軸がケーシング部を貫通している箇所で、主に揚液の漏れ防止の装置が取り付けられた部位。
・軸受部(ベアリング部):主軸の回転を支持するための部品とそれが格納された部分。
・その他:Vベルトやカップリング、小配管類等々
それらの寿命は、運転方案(連続、断続)やポンプ仕様(圧力、流量)、揚液仕様等の要素で大きく変わる為、一概に述べることは難しいですが、それぞれを分解組立を伴う定期的なメンテナンスは必須となります。
当社担当にお問合せ頂ければ、お客様のご要望に応じたメンテナンスのご提案をさせて頂きます。
尚、実際の作業にあたっては、適切な道工具の使用と取扱説明書を熟読の上実施ください。
スラリーポンプの分解
スラリーポンプの代名詞、ワーマン®ポンプのケーシング部、軸封部分解の様子を動画でご紹介します。
ワーマン®ポンプは部品点数が少なく、分解も非常に簡単です!
1:カバープレートの取り外し
2:羽根車の取り外し
3:フレームプレートライナーの取り外し
4:エキスぺラーの取り外し
5:エキスペラーリングの取り外し
6:スリーブの取り外し
7:シールワッシャーの取り外し
8:エキスペラーリング内の分解
※実際の作業の際には、お使いのポンプの取扱説明書を熟読の上、作業をお願いします。
スラリーポンプの組立
スラリーポンプの代名詞、ワーマン®ポンプのケーシング部、軸封部組立の様子を動画でご紹介します。
ワーマン®ポンプは部品点数が少なく、組立も非常に簡単です!
1:エキスペラーリングへのオイルシール組み込み
2:シールワッシャー、軸スリーブ組み込み
3:エキスペラーリングの組み込み
4:EPワッシャーの組み込み
5:エキスペラーの組み込み
6:フレームプレートライナーの組み込み
7:羽根車ボスカバーの組み込み
8:シールワッシャーの組み込み
9:羽根車の組み込み
10:カバープレートライナーの組み込み
11:カバープレートの組み込み
12:締め付けボルトの締め込み、増し締め
※実際の作業の際には、お使いのポンプの取扱説明書を熟読の上、作業をお願いします。
ワーマンポンプのクリアランス調整
スラリーポンプの代名詞、ワーマン®ポンプのクリアランス調整の様子を動画でご紹介します。
ケーシング内のクリアランス調整は、ポンプの性能維持の為にも非常に重要です。
ワーマン®ポンプはポンプを分解せずにクリアランス調整が可能です!
1:クリアランス調整用ボルトナットの確認
2:固定ボルトを緩める
3:アッセンブリーの移動① プーリ側基準点決定まで
4:基準点の測定:プーリ側
5:アッセンブリーの移動② ポンプ側基準点決定まで
6:基準点の測定:ポンプ側
7:全体クリアランスと中間点
8:クリアランス調整
9:調整ボルトの締め込み
10:固定ボルトの締め込み
※実際の作業の際には、お使いのポンプの取扱説明書を熟読の上、作業をお願いします。
ワーマンポンプのVベルト調整
スラリーポンプの代名詞、ワーマン®ポンプのVベルト調整の様子を動画でご紹介します。
Vベルトを適切に調整することで、安定的な運転が可能となります!
1:Vベルト調整の目的
2:テンションメーターによる張力確認・測定
3:モーター台ボルトナットの調整
4:張力再確認
5:芯出し確認
6:モーター台ボルトの増し締め
※実際の作業の際には、お使いのポンプの取扱説明書を熟読の上、作業をお願いします。
ワーマン®ポンプのご紹介
- 接液部品の材質選定により、あらゆる液体及びスラリー移送が可能です。
- ポンプ構造が簡単で、分解・組立などのメンテナンスが大幅に省力化できるため、整備に手間がかかりません。
- 羽根車・ライナー等は耐摩耗性に優れています。
ワーマン®ポンプ関連製品
ワーマン®ポンプ ワーマン®SCポンプ
ケミカルスラリーポンプ
スラリーポンプの代名詞。
摩耗に強く、腐食性のある液等にも幅広く対応します。
- 用途
高濃度・高粘度のスラッジやスラリー液、化学薬品他あらゆるプロセス液。
ワーマン®ポンプ ワーマン®シリーズAポンプ
耐摩性スラリーポンプ
高揚程に対応し、耐摩性・耐食性が求められる過酷な現場で強さを発揮します。
- 用途
高濃度・高粘度のスラッジやスラリー固形物、化学薬品他あらゆるプロセス液に対応可能で、排煙脱硫装置の循環ポンプとしても多くの実績があります。