火力発電所（排煙脱硫装置）導入事例

石炭は燃焼時に硫黄酸化物等の有害物質を含んだ排気ガスを発生させます。これをそのまま大気中に排出させないために設けられているのが排煙脱硫装置です。
排煙脱硫装置は乾式と湿式があり、湿式は排煙に吸着液を排気ガスにシャワーリングすることで硫黄酸化物を吸収・気中から分離する装置です。吸着液は主に石膏スラリーが使用されますが、その循環や、生成された石膏を含んだスラリー回収を目的としたポンプが必要不可欠となります。しかしながら通常のポンプでは充満する硫黄酸化物や石膏スラリーによる腐食と摩耗が懸念されます。そのため排煙脱硫装置には強い耐腐食性と耐摩耗性を兼備えたスラリーポンプが必要になります。
スラリーポンプの代名詞とも言われるワーマン®ポンプは特殊ゴムと特殊金属の組み合わせで排煙脱硫装置に豊富な実績を誇ります。
長期間の安定的な運転を求められる現場において、高い信頼性を持つワーマン®ポンプをご提案します。

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